企画展・特別展

開館20周年記念展 江戸小紋を伝える 小宮家のわざと人

葛飾区西新小岩在住の小宮康孝さん、小宮康正さんは、日本の伝統的染色技法江戸小紋の第一人者です。
小宮家の江戸小紋製作は、康孝さんの父康助さんを祖としており、明治、大正、昭和という時代の流れの中、ある部分はかたくなに伝統の技法を守り、ある部分は先進的な技術を取り入れ、進化し続けてきました。
今回の展示会では、小宮家の人と作品、そして小宮家を支えてきた周辺の人たちの仕事をご紹介します。

基本情報
会場
葛飾区郷土と天文の博物館
会期
平成23年10月8日~12月4日
開館時間
午前9時~午後5時(金・土曜日は午後9時まで開館)
休館日
月曜日(祝日は開館)、第2・4火曜日(祝日は開館し翌日休館)
入館料
大人100円、小・中学生50円(土曜日は中学生以下無料)

江戸小紋と匠のわざ

江戸小紋とは江戸で発達した非常に細かい着物の模様です。
模様を型紙に彫る職人、布に模様を付ける職人(型付師)など多くの職人によって完成する匠のわざの結晶です。
小宮家は型付師の家で、小紋の中でも最も細かく品格ある柄を多く手掛けてきました。
短い型紙を繰り返し使い、長い反物に型付けをしますが、つなぎ目の文様をうまく合わせるのはまさに匠の技といえます。

展示の主な内容
江戸小紋の歴史

パネル展示や代表的なデザインを小宮康孝さんが染めた「小紋百景」を通じて紹介します。

江戸小紋の製作工程

製作の手順をパネルなどで分かりやすく解説します。

小宮家の人たち 人と作品

人間国宝小宮康助さんをはじめとする小宮家三代の代表作を一堂に展示します。後継者の小宮康義さん、康平さんの仕事も紹介します。

江戸小紋を支える人たち

美しい江戸小紋を染めるために必要な防染糊、伊勢型紙、丹後ちりめん、染料などを制作する職人たちの苦労や仕事ぶりなどを紹介します。中でも、精緻な江戸小紋の柄を彫り込んだ伊勢形紙彫刻の作品や道具は圧巻です。