企画展・特別展

特別展「かつしか学びの玉手箱 ―葛飾と戦争―

上図で使用している写真
左:四つ木地区「三本圦町会」における出征兵士を送る会の様子。(株)カミジョー提供
右:学童疎開の様子。自由時間 学校から帰ると自由時間。上級生も下級生も一緒になって、しょうぎやトランプなどで遊んだ。

概要

防空演習(昭和19年3月・高砂)

 当館では、区民を始めとする一般の方々に葛飾区の教育の歴史を知っていただくことを目的に、平成27年度末で公開を終了した旧葛飾区教育資料館の収蔵資料を常設展示するほか、「かつしか学びの玉手箱」と題する特別展を開催しています。
 今回の特別展では、昨年開催した「子どもたちと戦争」展の内容をもとに、戦争が葛飾区の教育や地域、区民の暮らしに与えた影響を、旧教育資料館収蔵資料と博物館収蔵資料を中心に紹介します。

展示の主な内容
1 プロローグ -葛飾区誕生から戦争の時代へ-

 昭和7年の葛飾区誕生、その前年に勃発した満州事変を契機に準戦時体制となっていく経緯を紹介します。

2 国策の変化と地域や教育への影響

 昭和12年の日中戦争開戦で、国内が戦時体制に突入すると、文教施策にも戦時色が反映されるようになります。また、戦時体制維持のため市町村の補助組織として町会が誕生します。
 これらが、太平洋戦争開戦を経てどのように変化していくのかを紹介します。

3 戦争の激化と銃後の暮らし

 昭和17年のミッドウェー海戦敗北を契機に徐々に戦局は悪化し、今まで以上に国民生活に影響を与えることになります。ここでは、区内の学校や町会で行われた防空演習、戦時下での厳しい家庭生活の状況を紹介します。合わせて、昭和17年4月18日のドーリットル空襲の概要とその被害についても紹介します。

4 学童疎開の本格化と区内の空襲

 マリアナ諸島の陥落後、本格的な本土空襲が開始すると、それまで計画段階にあった学童集団疎開が本格化していきます。また、区内でも区役所が焼失するなど空襲の被害が拡大していきました。
 ここでは、学童疎開児童の生活の様子や区内での空襲の様子を紹介します。

5 エピローグ -地域の復興と新しい教育-

 終戦後の混乱期を経て、昭和22年の教育基本法施行による新たな教育制度と、ポツダム政令によって解散させられた町会が再編成されるまでの様子を区内での事例を中心に紹介します。

基本情報
会場
葛飾区郷土と天文の博物館 2階特別企画展示室、1階体験学習室
会期
平成30年7月21日(土曜日)から9月2日(日曜日)
開館時間
午前9時から午後5時(金・土曜日は午後9時まで開館・但し祝日の金・土曜日は午後5時閉館)
休館日
月曜日(祝日は開館)、第2・4火曜日(祝日の場合は開館し、その直後の平日は休館)
入館料
大人100円、小・中学生は50円(土曜日は中学生以下無料)
観覧料
無料

関連イベント

記念講演会「ドーリットル空襲と葛飾」【事前申込み制】
日時/場所
8月19日(日曜日)午後2時から4時/当館講堂
講師
柴田 武彦 氏(防衛研究所戦史研究センター史料室 主任研究官)
料金
200円
定員
100人(応募者多数の場合は抽選)
申込み方法
往復ハガキか電子申請。ハガキの場合は、「ドーリットル空襲」・参加者全員の住所・氏名・電話番号をお書きになり博物館宛にお送りください。電子申請は「広報かつしか」に掲載後、ご利用できます。
応募締切
8月7日(火曜日)必着。

詳しくはイベントページの "【特別展関連 記念講演会】「ドーリットル空襲と葛飾」"をご覧ください。


イベント 戦争を知るトークイベント「戦争体験を語る、伝える」【事前申込み制】
日時/場所
8月12日(日曜日)午後2時から4時/当館講堂
講師
齋藤 昭一 氏(葛飾昔ばなし研究会顧問)/宮澤 一夫 氏(葛飾昔ばなし研究会会長)
料金
200円
定員
80人(応募者多数の場合は抽選)
申込み方法
往復ハガキか電子申請。ハガキの場合は、「トークイベント 戦争体験」・参加者全員の住所・氏名・電話番号をお書きになり博物館宛にお送りください。電子申請は「広報かつしか」に掲載後、ご利用できます。
応募締切
7月31日(火曜日)必着。

詳しくはイベントページの "【特別展関連 イベント】戦争を知るトークイベント「戦争体験を語る、伝える」"をご覧ください。