文化財・かつしかの遺跡

埋蔵文化財包蔵地

埋蔵文化財包蔵地について

文化財保護法により届出が義務付けられています。

埋蔵文化財包蔵地の開発に必要な手続き

埋蔵文化財包蔵地に指定されている区域で土木工事などの開発を行う場合は、 文化財保護法第93条および94条の規定に基づき、工事着工の60日前までの届出の提出が必要です。

着工までの流れ
  1. 下記のリンクから、右のフローチャートをダウンロードして内容ごご確認ください。
    フローチャートのダウンロード(PDFファイル)
  2. フローチャートの注釈は、このページ下部「フローチャートの注釈」をご覧ください。
書類のご提出方法
  1. 届出の書式と記入要領を、下記よりダウンロードしてください。
    提出書類(埋蔵文化財包蔵地)(PDFファイル 130.8KB)

    記入要領(埋蔵文化財包蔵地)(PDFファイル 361KB)

    Windows : 右クリックでファイルを保存してください。
    Macintosh : control+クリックでファイルを保存してください。
  2. 要領をご参照の上、ご記入、ご提出ください。
    なお郵送での書類提出は受け付けておりません。お手数をおかけしますが、葛飾区郷土と天文の博物館または生涯学習課までご持参ください。
書類の提出先

葛飾区郷土と天文の博物館
〒125-0063 東京都葛飾区白鳥3-25-1
アクセス

葛飾区役所生涯学習課
〒124-8555 東京都葛飾区立石5-13-1
アクセス

お問い合わせ

葛飾区郷土と天文の博物館
電話:03-3838-1101
ファクス:03-5680-0849

注意事項
  • ご提出いただく書類には、ダウンロード書類の他に、添付図面(案内図・敷地図・工事平面図・基礎図)が必要です。
  • 記入要領に詳細がありますので、ご参照ください。書類に不備がある場合はお預かりできませんので、ご不明な点はお手数ですがお問い合わせください。
  • 「埋蔵文化財発掘の[届出・通知]について」と「別紙」は各2枚必要です。
フローチャートの注釈
注釈1:書類確認について

書類は工事着工の60日前までに提出してください。提出していただいた書類・図面を確認し、"試掘調査" "立会調査" "慎重工事"のいずれを実施するかをご連絡致します。 以下が判断の基準ですが、状況に応じて例外もありますので、詳しくは葛飾区郷土と天文の博物館または生涯学習課までお問い合わせください。

  • 試掘調査:工事掘削深度が現地表面-50cmを超え、埋蔵文化財に影響を及ぼす可能性がある場合
  • 立会調査:水道管・ガス管等を新たに設置する場合、もしくは工事掘削深度が現地表面-50cm未満の場合
  • 慎重工事:水道管・ガス管等の取り替え工事の場合
    (※周辺の調査結果や工事面積によって、掘削深度が-50cm未満でも試掘調査をお願いする場合があります。)
注釈2:試掘調査の場合 敷地の一部を掘削し、埋蔵文化財の有無を判断します。調査は更地でないと行えません。古家・コンクリート・庭石・樹木などが支障のないように取り除かれ、更地になる日程が分かり次第、ご連絡ください。遅くとも、調査希望日の2~3週間前までにはご連絡をお願いします。調査期間は、個人住宅規模の面積であれば、基本的に1日~2日となります。集合住宅など面積が広い場合、調査期間は長くなります。また、悪天候の場合は延期することもありますので、ご了承ください。
注釈3:立会調査の場合 基礎部分の底面が確認できる日時を、1~2週間前までにご連絡ください。調査員が現場にお伺いし、埋蔵文化財有無の確認と写真を数枚撮影致します。コンクリート等を張る前の、土壌が確認できる状態でお願い致します。
注釈4:慎重工事の場合 掘削部分の底面・側面が写るように、角度を変えて写真を数カット撮影してください。また、スタッフ等を写し込み、掘削の深さを確認できる写真も撮影してください。形式は決まっておりませんので、A4用紙に貼付し、所在地を記載の上、葛飾区郷土と天文の博物館または生涯学習課まで提出してください。
注釈5:本調査の場合 遺跡が発見され、現状のまま保存できない場合には、工事によって破壊される部分の発掘調査を行い、遺跡の記録保存を行います。調査費用は、開発事業者に協力を求めています(事業者負担)。ただし、営利目的ではない個人専用住宅建築の場合には、国庫補助金などの公費により調査を実施する制度があります。具体的な費用・調査期間は、面積・遺跡の種類・出土遺物の量で異なります。詳しくは葛飾区郷土と天文の博物館または生涯学習課までお問い合わせください。

ページ先頭へ戻る