文化財
行政指導範囲
工事着工の前に届出の提出と調査へのご協力をお願いします
ご協力をお願いしている手続き
埋蔵文化財(遺跡)は地中に埋もれているため、調査をしなければ遺跡の範囲は確定できません。
現在、埋蔵文化財包蔵地(遺跡)として確認している範囲外にも、遺跡が広がっている可能性があるため、遺跡の周辺地を行政指導範囲として指定しています。
行政指導範囲で土木工事を行う際は、届出の提出と調査へのご協力をお願いします。
着工までの流れ
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下記のリンクから、右のフローチャートをダウンロードして内容ごご確認ください。
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フローチャートの注釈は、このページ下部「フローチャートの注釈」をご覧ください。
書類のご提出方法
書類のご提出方法
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届出の書式と記入要領を、下記よりダウンロードして下さい。
PDFファイル提出書類(行政指導範囲)(PDFファイル 133KB)
書類記入要領(行政指導範囲)(PDFファイル 270KB)
Windows : 右クリックでファイルを保存して下さい。
Macintosh : control+クリックでファイルを保存して下さい。 -
要領をご参照の上、ご記入、ご提出下さい。
なお郵送での書類提出は受け付けておりません。お手数をおかけしますが、葛飾区郷土と天文の博物館または葛飾区役所 生涯学習課までご持参ください。
書類の提出先 |
葛飾区役所生涯学習課 葛飾区郷土と天文の博物館 |
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お問い合わせ |
葛飾区郷土と天文の博物館 |
注意事項 |
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フローチャートの注釈
注釈1:書類確認について |
書類は工事着工の60日前までに提出してください。提出していただいた書類・図面を確認し、"試掘調査" "立会調査" "慎重工事"のいずれを実施するかをご連絡致します。以下が判断の基準ですが、状況に応じて例外もありますので、詳しくは葛飾区郷土と天文の博物館または生涯学習課までお問い合わせください。
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注釈2:試掘調査の場合 | 敷地の一部を掘削し、埋蔵文化財の有無を判断します。調査は更地でないと行えません。古家・コンクリート・庭石・樹木などが支障のないように取り除かれ、更地になる日程が分かり次第、ご連絡ください。遅くとも、調査希望日の2~3週間前までにはご連絡をお願いします。調査期間は、個人住宅規模の面積であれば、基本的に1日~2日となります。集合住宅など面積が広い場合、調査期間は長くなります。また、悪天候の場合は延期することもありますので、ご了承ください。 |
注釈3:立会調査の場合 | 基礎部分の底面が確認できる日時を、1~2週間前までにご連絡ください。調査員が現場にお伺いし、埋蔵文化財有無の確認と写真を数枚撮影致します。コンクリート等を張る前の、土壌が確認できる状態でお願い致します。 |
注釈4:慎重工事の場合 | 掘削部分の底面・側面が写るように、角度を変えて写真を数カット撮影してください。また、スタッフ等を写し込み、掘削の深さを確認できる写真も撮影してください。形式は決まっておりませんので、A4用紙に貼付し、所在地を記載の上、生涯学習課まで提出してください。 |
注釈5:本調査の場合 | 遺跡が発見され、現状のまま保存できない場合には、工事によって破壊される部分の発掘調査を行い、遺跡の記録保存を行います。調査費用は、開発事業者に協力を求めています(事業者負担)。ただし、営利目的ではない個人専用住宅建築の場合には、国庫補助金などの公費により調査を実施する制度があります。具体的な費用・調査期間は、面積・遺跡の種類・出土遺物の量で異なります。詳しくは葛飾区郷土と天文の博物館または生涯学習課までお問い合わせください。 |