展示
企画展「日本刀の美と技 葛飾の名工たち」
過去の企画展・特別展


日本刀は反りのある刀です。この独特な形は平安時代に成立したと考えられます。素材の
葛飾区内には、東京都指定無形文化財保持者、葛飾区無形文化財保持者である日本刀製作技術に関わる
日本刀の製作には、多くの職人が携わり、多くの工程を必要とします。この展示では、日本刀の製作過程、職人の持つ技術を紹介し、葛飾区在住の日本刀製作に関わる職人の優れた作品を展示します。
展示の主な内容
1.日本刀を知る
日本刀の歴史
古墳時代から平安時代にかけては、反りがない
日本刀の種類と仕組み
日本刀は
2.職人たちの技
日本刀の製作には、刀鍛冶、研師、白銀師、
刀鍛冶の仕事
刀鍛冶は刀身の製作をします。鍛冶場で、素材加工、鍛錬など火を使う作業を主に行います。
鍛錬の過程で、軟質の
鍛錬やヤスリ掛けなどで刀の形状まで成形すると、
仕上げでは、
研師の仕事
研師は数種類の
最初は目の粗い砥石を用いて、徐々に目の細かい砥石に替えていきます。この過程は
次は仕上げ研ぎと呼ばれる段階で、目が細かく、指先程の大きさにした砥石を使います。刀の肌や色、光沢を調整したり、焼き刃を美しく見せるなど、刀身を磨いていきます。
白銀師の仕事
白銀師は
3.日本刀の美
現代刀匠の世界で活躍する刀鍛冶の製作した、日本刀を展示します。ここで展示する作品は、様々な作業を経て完成したものです。優れた技による作刀は、長年の努力と経験によって
※刀剣類の持ち込みはご遠慮下さい
「日本刀の美と技 葛飾の名工たち」チラシ(PDF 716KB)
会場 |
葛飾区郷土と天文の博物館 |
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会期 |
平成26年4月26日(土曜日)から6月15日(日曜日) |
開館時間 |
午前9時から午後5時(金曜日・土曜日は午後9時まで開館) |
休館日 |
月曜日(祝日は開館)、第2・第4火曜日(祝日は開館し翌日休館) |
入館料 |
大人100円、小・中学生は50円(土曜日は中学生以下無料) |
観覧料 |
無料 |
関連イベント
記念講演会「日本刀への誘 い」
日時 | 5月24日(土曜日)午後2時から4時 |
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内容 | 講師:久保 恭子(くぼ・やすこ)氏 (刀剣博物館 主任学芸員) 定員:100人 費用:200円 |
詳細・お申し込み | → 終了しました |
記念講演会「日本刀の特徴と作り方」
日時 | 6月7日(土曜日)午後2時から4時 |
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内容 | 講師:吉原 義人(よしわら・よしんど)氏 (刀鍛冶・東京都指定無形文化財保持者) 定員:100人 費用:200円 |
詳細・お申し込み |
→ 終了しました |
実演会「日本刀の研 ぎ」
日時 | 5月18日(日曜日)午後2時から4時 |
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内容 | 講師:高岩 節夫(たかいわ・せつお)氏 (刀剣研師・葛飾区指定無形文化財保持者) 費用:入館料のみ(大人100円、小・中学生50円、未就学児無料 ※土曜日は中学生以下無料) |
詳細 | → 終了しました |
実演会「はばきの制作」
日時 | 5月31日(土曜日)午後2時から4時 |
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内容 | 講師:宮島 宏(みやじま・ひろし)氏 (白銀師・葛飾区指定無形文化財保持者) 費用:入館料のみ(大人100円、小・中学生50円、未就学児無料 ※土曜日は中学生以下無料) |
詳細 | → 終了しました |
イベント「五寸釘でペーパーナイフを作ろう」
日時 | 5月17日(土曜日)午後1時30分~午後3時30分 |
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内容 | 講師:吉原 國家(よしわら・くにいえ)氏 (刀鍛冶・東京都指定無形文化財保持者) 対象:小・中学生 定員:6人 費用:200円 |
詳細・お申し込み | → 終了しました |