文化財・かつしかの遺跡 かつしかの遺跡紹介

かつしかの遺跡紹介

葛飾区の遺跡

 葛飾区は東京低地と呼ばれる低地帯に位置しています。低地で河川などの水の影響を受けやすい環境であったため、古来より人々は水の影響が比較的少ない自然個堤防などの微高地を居住の場としていました。
 東京低地は縄文時代に海水面が上昇した縄文海進では海の底でした。その後海水面の低下と河川が運ぶ土砂が堆積して陸化しました。東京低地では古墳時代前期の遺跡が確認され、この頃人が住める環境になっていたと考えられます。葛飾では青戸の御殿山遺跡でこの時期の集落が見つかっています。古墳時代後期になると柴又や奥戸でも集落が形成され、その後奈良・平安時代へと続いていきます。

葛飾区遺跡分布図

下記は今までの調査・研究で発見された遺跡とその分布を表したものです。
この中から地域ごとにまとめたいくつかの遺跡をご紹介します。

葛飾区遺跡分布図
遺跡分布図の遺跡名称対応表
No 名称
1 水元飯塚遺跡
2 金町上水場内遺跡
3 (欠番)
4 古録天(小漉店)東遺跡
5 古録天遺跡
6 柴又八幡神社古墳
7 新宿町遺跡
8 御殿山遺跡・葛西城址
9 (欠番)
10 三ツ池古墳
11 立石様
12 南蔵院裏古墳
13 熊野神社古墳
14 伝葛西清重館址
15 柴又河川敷遺跡
16 小菅銭座跡
17 上千葉遺跡
18 葛飾区No.18遺跡
19 上小松遺跡
20 柴又八幡神社遺跡
21 柴又帝釈天遺跡
22 本郷遺跡
23 葛飾区No.23遺跡
24 鬼塚遺跡
25 鬼塚
26 小菅御殿跡
27 前津(まえつ)遺跡
28 立石遺跡
29 葛飾区No.29遺跡

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