展示

特別展「葛飾区大花菖蒲展」

写真:東都三十六景 堀切花菖蒲二代歌川広重 文久2年(1862)/美人堀切の遊覧 楊斎延一 明治27年(1894)/花菖蒲 小原古邨 明治期


会期:
第1期 令和8年5月16日(土曜日)から7月12日(日曜日)まで
第2期 令和8年7月25日(土曜日)から11月3日(火曜日・祝日)まで

葛飾区は近世より江戸近郊の自然豊かな農村として繁栄してきました。近代に入ると人口の増加、宅地化や工業地化による大規模な都市化が生じ、葛飾区は街へと変化していきました。しかしながら、葛飾区には都市の中の身近な自然が存在し、水や水辺の自然をはぐくむ精神が至る所に遺っています。
江戸期に誕生した「花菖蒲」を栽培する技術 の進化と葛飾区内堀切地区観光花菖蒲園が誕生した歴史に着目し、萌芽ほうがから現在までを当館所蔵の資料とともに紹介します。

写真:花菖蒲
葛飾区の花「花しょうぶ(あやめ科)」

初夏の水辺を彩る日本の代表的な花。5月下旬から6月中旬に見ごろを迎えます。
江戸時代、区内では堀切などで盛んに栽培され、明治・大正時代には、イギリス・ドイツへ輸出されました。

写真:浮世絵のレプリカ。さわれる浮世絵のコーナー。
第1期 令和8年5月16日(土曜日)から7月12日(日曜日)まで

葛飾区の花名所、花菖蒲園を描いた浮世絵や絵画、観光絵葉書などを展示します。

構成(予定)

  1. 葛飾区の花菖蒲園の歴史
  2. 描かれた花菖蒲
  3. 堀切の菖蒲園を有名にした花菖蒲絵葉書

写真:「江戸名所図会」にみる花作り
第2期 令和8年7月25日(土曜日)から11月3日(火曜日・祝日)まで

東京東郊を中心とした地域における園芸植物としての花菖蒲の歴史に迫り、当時の史資料をもとに花菖蒲の歴史と葛飾区のかかわりについて紹介します。

構成(予定)

  1. 花菖蒲の歴史
  2. 園芸植物としての花菖蒲の歴史
  3. 堀切の花菖蒲の始まりと 篤志家たち
  4. 花菖蒲園の勃興と衰退
  5. 戦中戦後の花菖蒲園

展示予定資料

一部をご紹介します。
※掲載の浮世絵・絵葉書・古写真は、すべて当館蔵。資料名は原文のまま。

写真:浮世絵「美人堀切の遊覧」
美人堀切の遊覧

楊斎延一 明治27年(1894)

写真:浮世絵「名所江戸百景 堀切の花菖蒲」
名所江戸百景 堀切の花菖蒲

歌川広重 安政4年(1857)

写真:浮世絵「新浮世絵美人合 六月 菖蒲」
新浮世絵美人合 六月 菖蒲

近藤紫雲 大正13年(1924)

写真:浮世絵「花菖蒲」
花菖蒲 小原古邨

明治期

写真:浮世絵「東都三十六景 堀切花菖蒲」
東都三十六景 堀切花菖蒲

二代歌川広重 文久2年(1862)

写真:浮世絵「東京名所十二ヶ月 五月 堀切しようふ」
東京名所十二ヶ月 五月 堀切しようふ

昇斎一景 明治5年(1872)

写真:絵葉書「堀切花菖蒲 元祖 観花園」
堀切花菖蒲 元祖 観花園 IRIS BROSSOMS AT HORIKIRI

昭和初期

常設展示でも!

写真: 郷土展示室の堀切菖蒲園のコーナー

2階 郷土展示室には、堀切菖蒲園のコーナーがあります。壁面のモニターでは様々な資料を映像でご紹介しています。
ぜひ本会場と合わせてご覧ください。

会場

葛飾区郷土と天文の博物館 2階特別企画展示室

会期

第1期:令和8年5月16日(土曜日)から7月12日(日曜日)まで
第2期:令和8年7月25日(土曜日)から11月3日(火曜日・祝日)まで

開館時間

午前9時から午後5時まで、祝日以外の金曜日・土曜日は午前9時から午後9時まで
(入館は閉館の30分前まで)

休館日

月曜日(祝日は開館)、第2・第4火曜日(祝日は開館し翌平日休館)。
6月24日は、館内メンテナンスのため臨時休館。
8月12日・9月24日は、火曜日祝日の翌平日のため休館。

《会期中の祝日 7月20日(海の日)、8月11日(山の日)、9月21日(敬老の日)、9月22日(国民の休日)、9月23日(秋分の日)は開館。》

入館料

大人100円、小・中学生50円、幼児無料(土曜日は中学生以下無料)

観覧料

無料

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