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菖蒲園浮世絵ギャラリー2
令和2年7月10日明治維新直前の江戸末期、東郊に出現した花の新名所「堀切菖蒲園」。浮世絵には花菖蒲を楽しむ人々の姿が生き生きと描かれています。明治に入った風俗の変化や構図に注目しながらお楽しみください。
デジタルアーカイブでは、ここに掲載しきれなかった浮世絵もご覧になれます。
浮世絵とは
浮世絵とは、木版・手書き(肉筆)などの手法で描かれた日本絵画のひとつです。江戸時代に庶民層を中心に発展し、役者や遊女、流行、生活などを主な題材にしています。
豆知識
◆浮世絵は1枚物を大錦(おおにしき)と言い、3枚使うと三枚続きと言います。
◆歌川派の広重は5代続きました。
◆江戸期には小高園・武蔵園、明治期には吉野園・堀切園・観花園、昭和初期には山岸菖蒲園が開園しました。
記事:博物館学芸員(歴史担当)
※このブログの内容は"広報かつしか令和2年7月5日号"に掲載しました。
新型コロナウイルスの感染拡大防止のため緊急事態宣言が発令され、外出自粛が続く中『♯おうち時間を楽しく過ごそう』と題し企画したものです。浮世絵の中の花菖蒲なら季節を問わずいつでも鑑賞できます。浮世絵師が見た花菖蒲にひと時目を休めていただければ幸いです。
補足:博物館専門調査員(情報担当)






