郷土と天文の博物館ブログ

迷子のセルロイド人形ミーコちゃんのお話

令和3年9月10日

令和3815日に開催した博物館講座「セルロイド人形染付体験教室」。最後のセルロイド職人として毎回講師を務めていただいている平井英一さん、そして今回はアシスタントのセッちゃんにもお越しいただいたのですが、この講座が縁となったある出来事が、博物館で話題になりました。

写真:新作『ミーコちゃん』

6月のある日、セッちゃんは6人のミーコちゃん達を連れて水元公園へ散歩に行き、咲いていたお花と一緒に撮影をしました。ところが、そのうちの1人のミーコちゃんをどこかに置き忘れてしまい、探しても見つかりませんでした。

―それから2か月が経ち―

8月に博物館講座「セルロイド人形染付体験教室」に参加した女の子が、セッちゃんのブログを見て迷子のミーコちゃんのことを知り、水元公園へ探しに行ってくれたそうです。

そして奇跡的に公園の花壇の中にいた迷子のミーコちゃんを見つけ出し、迷子のミーコちゃんはセッちゃんの元へ無事帰ることができた、というお話でした。

博物館の講座がきっかけになったことに驚くと共に、心温まる素敵なお話でした。

セッちゃんのブログよりお話の内容を引用させていただきました。

記事・写真:博物館専門調査員(情報担当)

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