郷土と天文の博物館ブログ

優雅なワルツにのって舞う太陽・月・星たち...

令和3年12月16日

みなさんは、プラネタリウム番組「シンフォニー・オブ・ユニバース 第11番 天体たちの円舞曲(ワルツ)」をもうご覧になりましたか?

当館の情報担当が感想を交えつつ、どんな番組かちょっとお話ししたいと思います。

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「シンフォニー・オブ・ユニバース」シリーズは、クラシックの名曲と宇宙の美しい映像が一緒に楽しめる番組です。映像だけでなく音響にもこだわっているので、クラシックコンサートのような臨場感のある音楽を楽しめます。この番組はシリーズ第11作目にあたります。

また天文学を、私達の身近なことから、想像を絶するような遥か彼方の宇宙で起きていることまで、映像や図解、わかりやすい解説で紐解いてくれるという、盛りだくさんの内容です。さらに今夜の星空の解説も間に入ります。それらはきっと面白く、番組を見ると知らなかった知識が増え、誰かに話したくなりますよ。

番組紹介ページにあるように、この11番では優雅なワルツと共に、「太陽・月・星たちの知られざる舞い」が紹介されます。太陽や月は見慣れた天体なのでそこそこ知っているつもりでしたが、太陽の舞は初めて見ましたし、月の舞はいつまでも眺めていたいやさしい舞でした。そのあとも宇宙のそこかしこで、星たちがワルツにのって踊ります。いずれもプラネタリウムだから見られる舞になっています。

そして宇宙旅行をするように数々の星をめぐってきたあと、クライマックスに目に映る景色はただただ美しく、平和を強く願わざるをえませんでした。みなさんの目にはどんな風に映り、みなさんの心には何が浮かぶでしょうか?

長引くコロナ禍にあって、なかなか気が休まりませんが、気分転換にもプラネタリウムはお勧めの場所です。ご覧になられたあと、みなさんの心も踊ることを願っています。

ご覧になられた後、お時間がございましたらご意見やご感想をお願いします。
アンケートフォームへは、プラネタリウム前に掲示しているQRコードからスマートフォンなどでアクセスしてください。

上映は、年内は12月26日まで/年始は1月5日から7日までです。
※上映期間を“12月26日(日曜日)まで”としていましたが、“1月5日から7日まで”を追加しました<12月22日変更>。
詳しくは上映スケジュールをご覧ください。

ご来館の際には体調のご確認とマスクをお願いします。

記事:博物館専門調査員(情報担当)/写真:博物館学芸員(天文担当)

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