郷土と天文の博物館ブログ

竹とんぼつくり

令和4年6月17日

528日(土曜日)11時から4回に分けて、「竹とんぼつくり」を開催しました。

各回10人前後の参加者があり、自分だけのオリジナルの竹とんぼや、ガリガリプロペラを作りました。「伝統文化体験 竹とんぼつくり」は、かつしかの子どもたちが身近に遊んできた「手作り」遊びを体験する目的で開催しています。

今回は、竹とんぼつくりの様子をレポートしていきたいと思います。
(この体験学習では小さなお子様も安全に体験ができるよう、簡単な竹とんぼ作りをおこなっているので、材料の竹を割りパーツを作成するのはスタッフが行います。参加者はパーツの組み立てからはじめます。)

竹とんぼの簡単な作り方

1 角を丸くする

竹の板の角をやすりで削っていきます。

力のいる作業に苦戦をするお子様もいましたが、親子で協力をし、工程をすすめています。

2 バランスをとる

紙コップの上で、翼の左右の重さが均等か確認します。均等になるまで微調整を繰り返します。

竹とんぼを上手に飛ばすには、この調整が大切だということで、皆さん真剣な眼差しで取り組んでいました。

3 名前を書く

オリジナルの作品となるため、名前を書きます。

4 熱して曲げる

アルミ箔をまいて竹の板を焦がさないように、火であぶります。
火であぶることで翼に傾きをつけます。
細かい技に興味深々です!

5 装着する

竹串を竹の板にさしこみ、完成です。

お好みでシールやイラストを描くと、世界に1つだけの竹とんぼができます。

竹とんぼは手をすり合わせて飛ばすので小学校低学年や、乳幼児はむずかしいため、ガリガリプロペラという、振動で回る竹とんぼと似たような形をしたプロペラのおもちゃつくりの体験もできます。

竹とんぼと合わせて作成される方もいらっしゃいました。今回はとても人気でした。

では、飛ばしてみましょう!
最初は、講師の皆さんが優しく教えてくれます。

数回練習すると、小さなお子様でも上手に飛ばせるようになります。

大人も夢中です!

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