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田んぼのかかし
令和7年8月23日博物館前の親水公園にある田んぼに「かかし」が並びました。これは博物館が実施している事業「かつしか米つくり体験教室」のみなさんが作ったものです。
「かかし」は鳥や獣に田畑が荒らされないように見張り役として立てられた人形です。「かかし」の語源は、鳥や獣が嫌う臭いを発するものを燃やして追い払う行為を指す「嗅がし(かがし)」という言葉とされています。それが、木や藁(わら)、着古した着物などで人間に模して作られるようになったようです。
お近くにお越しの際には、田んぼの稲穂を見守る個性豊かなかかし達をぜひご覧になってください。
記事・写真:博物館専門調査員(情報担当)