企画展・特別展

企画展「浮世絵に描かれたかつしか」

過去の企画展・特別展

写真:展示タイトルと浮世絵


浮世絵左から:歌川広重「名所江戸百景 四ツ木通用水引ふね」安政4年(1857)/作者不明「金町 半田稲荷」昭和初期/喜斎立祥(二代歌川広重)「東京名所三十六花撰 二十 東京堀切花菖蒲」慶応2年(1866)

高橋松亭「葛飾」大正末期~昭和初期

会期:令和5年7月22日(土曜日)から10月9日(月曜日・祝日)まで

 江戸時代から近代にかけて、葛飾区の美しい自然風景などを題材とした「浮世絵」を展示します。浮世絵はその時代の葛飾区の様子を知る唯一の絵画資料として、貴重な郷土資料でもあります。浮世絵に描かれた自然豊かな葛飾区の風景をぜひご鑑賞ください。

 本企画展は、実物展示はもちろんのこと、高精細なレプリカを展示します。本物の浮世絵は資料保存の観点から、近距離から見ることが困難ですが、レプリカを用いることで「浮世絵」に近づいて、細かな箇所まで鑑賞できます。また、触れる浮世絵のコーナーでは、「浮世絵」を手にとって親しめます。さらに、展示とあわせてお楽しみいただける講座・イベントも実施します。

 大人だけではなく、多くの子どもたちにも、葛飾区の歴史や文化に興味を持つきっかけとなればと思います。

 

 

※開館時間などの詳細は最下部にあるチラシのダウンロードと基本情報をご覧ください。

会場には当館のキャラクターが新登場!

浮世絵にも登場する鳥をモデルにしたこのキャラクターにはまだ名前がありません。会期中、名前を募集しています!!
応募方法などはお知らせ「葛飾区郷土と天文の博物館のキャラクターが新登場!名前を大募集!」をご覧ください。→ 募集は締め切りました。たくさんのご応募どうもありがとうございました。
※オオヨシキリを描いたものではないかと言われています。

写真:葛飾区郷土と天文の博物館収蔵資料 東京花名所「ほり切の里花菖蒲」明治12年 三代歌川広重 作 を加工

関連講座・イベント

大人から子どもまで学べる「浮世絵の作り方講座」実演講演会
写真:摺師の実演の様子

日時:令和5年8月26日(土曜日)
【午前の部】午前10時30分~正午 【午後の部】午後1時30分~3時

公益財団法人アダチ木版画技術保存財団にご協力いただき、普段は見ることができない浮世絵の制作工程のうち北斎「神奈川沖浪裏」の摺りの工程を摺師の実演と解説を交えてご紹介します。
同財団の職人による江戸時代以来の伝統的な多色摺木版画の技術をご覧いただけます。

公益財団法人アダチ木版画技術保存財団
 浮世絵制作技術として江戸時代に確立した日本独自の伝統木版技術の保存継承に努める公益財団法人です。主な活動としては、次代を担う若手の彫師・摺師の育成を行うと共に、国内外での技術実演など広く一般へ向けた啓蒙普及活動を行っています。また、復刻版浮世絵の制作を技術の基本としつつ、伝統木版画技術の新たな可能性を追求するため、近年では草間彌生をはじめとする現代アーティストとのコラボレーションを企画し、現代木版画の制作監修に力を入れています。
https://foundation.adachi-hanga.com/(外部サイトが開きます)

ジュニア向け講座「かつしかの風景を描こう」ワークショップ
写真:画用紙と色鉛筆の写真

日時:令和5年8月27日(土曜日)
【午前の部】午前10時~正午 【午後の部】午後2時~4時

葛飾区内を描いた浮世絵について学んだ後、自分の好きな葛飾の風景を描きます。

チラシのダウンロードと基本情報

企画展「浮世絵に描かれたかつしか」のチラシ(PDF 6.1MB)

 

会場

葛飾区郷土と天文の博物館 2階特別企画展示室

会期

令和5年7月22日(土曜日)から109日(月曜日・祝日)

開館時間

午前9時から午後5時まで、祝日以外の金曜日・土曜日は午前9時から午後9時まで
(入館は閉館の30分前まで)

休館日

月曜日(祝日は開館)、第2・第4火曜日(祝日は開館し翌日休館)
※7月17日(海の日)、8月11日(山の日)、9月18日(敬老の日)、23日(秋分の日)、10月9日(スポーツの日)は開館

入館料

大人100円、小・中学生50円、幼児無料(土曜日は中学生以下無料)

観覧料

無料

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