展示

特別展「徳川三代と青戸御殿」

過去の企画展・特別展

写真:展示タイトルと東照大権現(徳川家康)像<浄光寺所蔵>などの写真


 天正18年(1590)北条氏に代わって新たに関東の支配者となった徳川家康は豊臣政権中で台頭し、やがて統一政権となる江戸幕府を開きます。家康は領内の視察を兼ねた鷹狩を行っており、各地に鷹狩の休息、宿泊施設となる御殿がつくられました。葛飾区一帯もその1つで、中世の葛西城を利用して青戸御殿が造営されました。青戸御殿は徳川家康、秀忠、家光の3代にわたって将軍、将軍を退いた大御所が利用しています。

 本展示では、発掘調査の成果や諸資料から青戸御殿をはじめとする江戸周辺地域における御殿の様相を探ります。

※開館時間などの詳細は最下部にあるチラシのダウンロードと基本情報をご覧ください。

ギョギョシくんによる紹介動画もご覧ください!

青戸御殿の遺構や出土品

青戸御殿で確認された建物跡
青戸御殿で確認された建物跡

長屋と考えられる建物。柱を支える礎石を置いていたと考えられています。白線の丸は礎石があった所です。

井戸跡
井戸跡
葵紋の瓦
葵紋の瓦

将軍の御殿を象徴する資料と言えます。

飾り金具
飾り金具

建物の装飾に用いられていたと推測されます。

瀬戸・美濃陶器の天目碗
瀬戸・美濃陶器の天目碗

焼き上がった色調から白天目と呼ばれています。

漆器
漆器
土器皿
土器皿

「大こくてん」の文字が書かれています。

土器皿
土器皿

「一月」の文字が書かれています。

展示のご紹介(動画)

チラシのダウンロードと基本情報

特別展「徳川三代と青戸御殿」のチラシ(PDF 5.2MB)

会場

葛飾区郷土と天文の博物館 2階特別企画展示室

会期

令和6年8月3日(土曜日)から9月29日(日曜日)

開館時間

午前9時から午後5時まで、祝日以外の金曜日・土曜日は午前9時から午後9時まで
(入館は閉館の30分前まで)

休館日

月曜日(祝日は開館)、第2・第4火曜日(祝日は開館し翌日休館)。
8月12日(8月11日「山の日」の振替休日)、9月16日(敬老の日)、9月23日(9月22日「秋分の日」の振替休日)は開館。

入館料

大人100円、小・中学生50円、幼児無料(土曜日は中学生以下無料)

観覧料

無料

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