郷土と天文の博物館ブログ

博物館前の田んぼの田植えをしました。

令和3年6月5日

依然として新型コロナウイルスの感染は収束の見通しが立たず、緊急事態宣言中であることから、令和3年の田植えも職員によって感染予防対策をしたうえで行いました。ジュニア講座「米つくり体験教室」のみなさんと一緒に田植えができず大変残念です。

田んぼに植えた苗は、葛飾区で昔から栽培されてきた歴史あるもち米の品種「タロベエモチ」です。田んぼの畔(あぜ)に見えるのは大豆の苗です。畔豆(あぜまめ)と言って、煎ってきな粉にしたり、味噌と和えたりと、様々な料理に活用します。

田んぼは亀有から四つ木まで南北に続く親水公園の一角に位置します。町中の公園での田植えは珍しく目に映ったのか、お散歩中の人達が時々立ち止まって見物されている様子でした。ちなみに葛飾区には昔たくさんの田んぼがありましたが、今は(たぶん)ここだけのようです。
秋には美味しいお米を実らせ、「米つくり体験教室-博物館前の田んぼの稲刈り-」が無事開催できることを祈っています。

昨年のブログに、「米つくり体験教室」の方々向けに行う「初心者でもあんしん!!田植えの仕方」の動画を掲載しています。ぜひご覧ください。

また、お家で稲を育ててみたい方は博物館までご相談ください。(6月中旬まで)

記事・写真:博物館専門調査員(情報担当)

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