プラネタリウム

かつしかから宇宙へ【特別編】(2009年)

体験しよう、宇宙のすべてを。

全宇宙のデータを網羅した「デジタルユニバース」を日本初導入し、プラネタリウムの概念を大きく変えてしまった伝説の番組が、アンコールの声に応え、さらに演出に磨きをかけて再登場。

地球から宇宙の果てまで、迫力ある宇宙の旅を体験しよう。

デジタルユニバースとは?

プラネタリウム上映中の風景

地上を飛び出して宇宙から地球を見たり、
そのまま数十億光年彼方の
宇宙まで自由に飛んだり。
地上から見た星空を再現するプラネタリウムは、
「デジタルユニバース」によって一気に
宇宙全体を表現できるところまで進化した。

ニューヨークのアメリカ自然史博物館が、NASAの協力を得て作成した全宇宙三次元データベースです。太陽系から137億光年彼方まで、これまで人類が観測したさまざまな天体のデータが収録されています。例えば恒星は10万個、銀河は70万個ものデータを収録。これをデジタルプラネタリウム「DigitalSky2」に組み込むと、宇宙の全領域を自由に飛び回りながら宇宙を旅することができるようになります。
平成18年7月、メルボルンで開催された国際プラネタリウム協会大会でデジタルユニバースとDigitalSky2が紹介されたのを受け、当館では制作中のプラネタリウムシステムに組み込むことを決断。こうして平成19年3月、日本で始めて宇宙を自由に旅できるプラネタリウムが完成し、朝・昼・夕方のNHKニュースや全国紙朝刊の1面にカラーで報道されるなど、大きな反響を呼びました。
その後、デジタルユニバースは各地のプラネタリウムにも導入され始めていますが、その威力をフルに体感できるのは、現在でも「かつしかから宇宙へ」をはじめ当館の番組だけです。

制作担当者よりひとこと

平成19年のリニューアルオープン以来、多くの方からアンコールの声をいただいた「かつしかから宇宙へ」。よくある「最新鋭の機器の機能を見せるだけの番組」ではなく、「観る人の宇宙観を大きくゆさぶる番組」だからこそ、これだけ大きな支持を頂くことができたのだと思っています。
特別編の制作にあたっては、その後の番組制作や海外先進館との番組共同制作で磨いてきたテクニックをもとに、プログラムを全面的に見直しました。さらに平成22年にアップグレードした「DigitalSky2.2」にも対応。より鮮やかに、スムーズに、ダイナミックに生まれ変わった「かつしかから宇宙へ」をお楽しみください。

お客様からのメッセージ

『かつしかから宇宙へ』は何度も見せて頂いています。とても良いので、これからも上映してください。

平成30年6月、プラネタリウムのリニューアルとともに生まれ変わりました。

新しくなった『かつしかから宇宙へ』を見る

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